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毎日歯みがきしているのに虫歯や歯周病になるのはなぜ?原因と予防、定期検診の重要性を解説

「ちゃんと毎日歯みがきしてるのに、なんで虫歯になるの?」「歯周病って年配の人だけじゃないの?」そんな疑問を持ったこと、ありませんか?
実はこの悩み、多くの人が感じていることなんです。私の周囲にも、「歯磨きには自信あるのに、歯医者で虫歯を指摘された…」という方が少なくありません。
これ、決してあなたの磨き方がダメというわけではないんです。
でも…じつは「歯ブラシだけ」では落としきれない汚れがあること、
そして「生活習慣」や「体のコンディション」までが口の健康に影響していること、どれくらいご存知でしょうか?

「毎日歯みがきしているのに虫歯・歯周病になるのはなぜ?」というテーマには、
✅ セルフケアの限界
✅ 定期検診でしか防げないリスク
✅ 生活習慣との密接な関係
など、見過ごされがちな原因が潜んでいます。
この記事では、見えにくいリスクの正体と、今すぐできる対策をわかりやすくお伝えしていきます。
「どうせ磨いても意味ない…」なんて思わず、今日から変えられる“本当の予防”を知って、未来の自分の歯を守りましょう!

毎日歯みがきしているのに虫歯・歯周病になる本当の理由


「ちゃんと磨いているのに虫歯になる…」と感じたことがあるなら、それは“磨き方の質”や“見えないリスク”が関係しているかもしれません。歯ブラシだけでは届かない場所、生活習慣のクセ、唾液の量など、口の中には自分では気づきにくい落とし穴がたくさんあります。この見出しでは「歯みがきだけでは防げない理由」を解説していきます。

歯ブラシだけでは落とせない「歯垢とバイオフィルム」って?
これは歯にこびりついた細菌の膜で、普通のブラッシングでは取れません。

虫歯や歯周病の原因となる「歯垢(プラーク)」は、実はとても粘着性が高く、歯の表面や歯と歯の間にしっかりこびりついています。さらにその歯垢が成熟すると「バイオフィルム」と呼ばれる膜状の細菌の塊に変化し、これが非常に厄介なんです。

このバイオフィルムは、水で流しても、軽くブラッシングしたくらいでは落ちません。まるでお風呂のぬめりのように、しっかりこすらないと取れないんですね。しかも歯と歯の間、歯ぐきの境目、奥歯の溝など、歯ブラシの毛先が届きにくい場所に潜んでいます。

つまり、毎日歯を磨いていても「磨けていない部分」があると、そこに歯垢やバイオフィルムが残り、虫歯や歯周病の原因になってしまうというわけです。


フロスや歯間ブラシを使わないとダメな理由とは?

歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れは約60%しか取れないと言われています。実は、歯と歯の間には食べカスや歯垢が溜まりやすく、ここを放置すると虫歯や歯周病の温床になります。

そこで活躍するのが、デンタルフロスや歯間ブラシ。これらは、歯ブラシでは届かない隙間の汚れを取り除くための専用ツールです。特に、歯周病は歯と歯ぐきの境目に溜まった歯垢が引き起こすので、フロスなしの歯磨きは不完全とさえ言われています。

「毎日フロスを使うのは面倒…」と思うかもしれません。でも、虫歯や歯周病の治療にかかる時間と費用を考えれば、数分のフロス習慣がいかに大切かわかります。

フロスを使うメリット

  • 歯と歯の間の虫歯を防げる
  • 歯ぐきの炎症を予防できる
  • 口臭の原因を減らせる
  • 食べカスの残りをしっかり除去できる
  • 歯科検診でも「磨けてますね」と褒められる

歯ブラシもフロスもしてるのに…なぜ虫歯や歯周病に?

「歯ブラシもフロスもちゃんとしてるのに虫歯になるのはなぜ…?」
そう思ったことがある方も多いでしょう。これは決して珍しいことではありません。

まず一つ考えられるのが、磨く“時間帯”や“タイミング”が適切でないこと。たとえば、寝る前にきちんと磨かず寝てしまうと、睡眠中に唾液が減少して、口の中が乾き、細菌が繁殖しやすい環境になります。

また、生活習慣や体調の変化も大きく関係します。睡眠不足、ストレス、糖分の多い食事、口呼吸など、口腔環境を悪化させる要因は日常にたくさん潜んでいるんです。どれだけ丁寧にケアしていても、こうした“外的要因”が積み重なることで、虫歯や歯周病のリスクは高まってしまいます。

だからこそ、「磨いている=安心」ではないという視点がとても大切です。

生活習慣が口の健康に与える意外な影響


歯の健康は「歯磨き」だけでは守れません。実は、食事の取り方や睡眠時間、口呼吸の癖など、普段の生活習慣が大きく影響しています。どんなに丁寧に歯を磨いていても、こうした見落としがちな生活リズムや癖が、虫歯や歯周病のリスクを高めてしまうのです。この見出しでは、歯にとって見逃せない日常習慣との関係を詳しく解説します。

食べ方や食事のタイミングが虫歯リスクを上げる?

「ちょこちょこ食べ」「だらだら食べ」という言葉を聞いたことはありますか?
これは、1回の食事を長時間続けたり、頻繁に間食をとる食習慣のこと。実はこのスタイル、虫歯のリスクを大きく高めてしまいます。

理由は、食べるたびに口の中のpHが酸性に傾き、歯が溶けやすい環境になるから。通常、唾液がこの酸を中和してくれるのですが、間食が多いとその働きが追いつかず、歯の再石灰化ができなくなるのです。

特に甘いお菓子やジュースを頻繁に摂っている方は要注意。いくら歯磨きを頑張っても、食べ方を見直さなければ、根本的な予防にはなりません。

睡眠不足やストレスが歯ぐきに与えるダメージ

睡眠不足や慢性的なストレスも、実は歯周病の大きなリスクファクターなんです。

まず、睡眠が不足すると免疫力が低下し、体全体の炎症反応が強くなります。歯ぐきも例外ではなく、ちょっとした刺激で腫れやすくなったり、出血しやすくなる傾向があります。また、ストレスがたまると唾液の分泌量が減り、口の中が乾燥して細菌が繁殖しやすくなります。

さらに、無意識のうちに歯ぎしりや食いしばりといった悪習癖が出てしまう人も。これが歯や歯ぐきにダメージを与え、炎症を引き起こす原因にもなります。

つまり、「生活が乱れると、歯も弱くなる」というのは本当の話。心と体の健康管理も、実はお口の健康と切っても切れない関係にあるのです。

口呼吸と唾液の関係|口が乾くと歯は弱くなる?

あなたは普段、口を閉じて鼻で呼吸していますか?それとも、無意識に口が開いてしまっていませんか?

実は、「口呼吸」は虫歯や歯周病の大きな原因の一つ。口を開けて呼吸していると、唾液が蒸発しやすくなり、口の中が乾燥してしまいます。
唾液には、口の中を洗い流したり、歯を修復する再石灰化の働きがあり、いわば“天然のマウスウォッシュ”。これが少なくなると、細菌が繁殖しやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが一気に高まるのです。

さらに、寝ている間の「開口睡眠(口を開けて寝る)」も注意ポイント。朝起きたときに口が乾いている場合は、睡眠中に唾液が十分に分泌されていない証拠です。

もし自分が口呼吸かも…と思ったら、鼻呼吸の習慣を意識してみてください。
また、口の筋力が弱っていると自然に口が閉じにくくなることもあるので、「あいうべ体操」などで口周りの筋トレを取り入れるのもおすすめです。

あなたの口は大丈夫?虫歯・歯周病リスクをセルフチェック!


「自分は大丈夫」と思っていても、実は知らないうちに虫歯や歯周病が進行しているケースは少なくありません。

ここでは、あなたの口の中と生活習慣に潜む“見えないリスク”をセルフチェックできるリストをご紹介します。いくつ当てはまるか、ぜひ確認してみてください。

歯磨き・フロスの習慣チェックリスト

歯を毎日磨いていても、「正しいケア」ができていなければ、虫歯や歯周病を防ぐことはできません。
あなたのケア習慣、実は見落としがないかチェックしてみましょう。

【セルフチェック項目】

  • 歯を1日2回以上、3分以上かけて磨いている
  • 磨く順番や場所を決めて、ムラなく磨いている
  • 歯と歯ぐきの境目を意識している
  • フロスや歯間ブラシを毎日使っている
  • 歯ブラシは月に1回以上交換している
  • 自分の磨き方に自信がある、またはプロに教わったことがある

 

3つ以上チェックがつかない場合、磨き残しがある可能性が高いです。

生活習慣・口内環境のセルフチェック

虫歯・歯周病のリスクは、歯磨きだけでなく日々の生活習慣からも影響を受けます。
あなたの生活スタイルに、口の健康を悪化させる要因が潜んでいないかチェックしてみましょう。

【セルフチェック項目】

  • よく口が乾く、口臭が気になる
  • 朝起きたとき、口の中がネバついている
  • 食べ物をあまり噛まずに早く飲み込んでしまう
  • 甘いものをダラダラ食べたり、ジュースをよく飲む
  • 睡眠時間が不規則で、疲れが取れないことが多い
  • 鼻づまりで口呼吸になっている
  • 歯ぎしり・食いしばりを指摘されたことがある

複数当てはまる方は、口の中に見えないリスクが潜んでいるかもしれません。

定期検診でしか分からない「見えないリスク」


「歯が痛くないから大丈夫」「自分で磨けているから問題ない」──そう思っている人ほど、虫歯や歯周病が知らないうちに進行していることがあります。

定期検診はただのお掃除ではなく、自分では気づけない“見えないリスク”を早期に発見するための重要な機会です。

定期検診では、染め出し液を使ってどこに汚れが残っているのか目で見えるようにします。
そこから、自分の歯ブラシがどこに磨き残しがあるのかを確認しながら、ブラッシングやフロスの指導を行い、
自宅でのセルフケアの技術を上げて虫歯予防と歯周病予防につなげることが大事です。

このように、定期検診は“その場限りのケア”ではなく、日々のセルフケアの質を高めるための指導の場でもあります。
“ちゃんと磨いているつもり”でも、実は磨けていない場所があるその事実に気づくことが、予防の第一歩になります。

定期検診はただのお掃除ではなく、自分では気づけない“見えないリスク”を早期に発見するための重要な機会です。この見出しでは、定期検診の本当の役割と、その重要性について解説します。

定期検診は「お掃除」だけじゃない!本当の目的とは?

多くの人が「定期検診=歯のクリーニングだけ」と思いがちですが、実際はそれだけではありません。
**本当の目的は“病気の早期発見と予防”**にあります。

虫歯や歯周病は、初期段階ではほとんど症状が出ません。痛みが出た時にはすでに進行していることが多く、手遅れになるケースも。定期検診では、歯科医や歯科衛生士が専門的な目線で歯や歯ぐきの状態をチェックし、小さな異変を見逃さずに発見します。

また、専門的な器具を使ってバイオフィルムを除去したり、磨き残しの癖を指摘してもらえるのも定期検診の大きなメリット。自分の歯磨きの“クセ”に気づくことで、セルフケアの質も自然と上がっていきます。

つまり、「歯を守る力を高める時間」=定期検診なんです。

歯科衛生士は何を見ている?生活習慣・癖のチェックも

定期検診では、歯科衛生士がただお掃除をしているわけではありません。
実は、あなたの生活習慣や無意識の癖まで観察しているんです。

歯の状態や磨き残しの場所を見れば、「寝る前に磨いてないかも」「右側ばかり使って噛んでる?」など、普段の生活のクセが意外と読み取れるものです。
また、食生活の偏りや、睡眠不足、ストレスの影響なども、口の中の状態から伝わってくることがあります。

さらに、歯茎に合わせた歯ブラシを使っているかどうかも重要なポイントです。
歯茎の状態で歯ブラシの硬さを変える必要があります。
たとえば、腫れているところは柔らかいブラシで歯茎を優しく当てて血を出して引き締める必要があります。
柔らかい歯ブラシは歯茎のマッサージには適していますが、汚れが落ちにくいため、歯茎が引き締まってきたら普通の硬さの歯ブラシに変えて、歯茎のマッサージと汚れを落とすことが大事です。

歯科衛生士は、これらを総合的に見て、あなたに合った適切なブラッシング方法を提案しています。

歯科衛生士がチェックしているポイント

  • 歯磨きのクセ(右利きor左利きの影響)
  • 磨き残しの傾向と場所
  • 噛み合わせのバランス
  • 歯ぐきの色や腫れ具合
  • 歯ぎしりや食いしばりの兆候
  • 口呼吸や口内乾燥のサイン

こうした視点でプロに見てもらえるのは、定期検診ならではの価値です。

歯や歯周病の初期サインを見逃さないプロの視点

自分で鏡を見ても気づかない虫歯や歯周病の“始まり”。これを見逃さずに察知できるのが、歯科医師や歯科衛生士の経験と専門知識です。

虫歯の初期は「白濁(白っぽくなる)」といった見た目の変化で始まることが多く、痛みはまだ出ません。歯周病も、歯ぐきが少し腫れる程度から始まり、出血や口臭がサインとして現れることもありますが、初期は自覚症状がほとんどありません。

また、レントゲンを使えば、歯の中や骨の状態など、自分では絶対に見えない部分までチェックできます。
こうした**“プロの視点”がなければ見逃してしまうサイン**を早期にキャッチすることで、治療ではなく「予防」で終わらせることが可能になります。

「まだ痛くないから大丈夫」ではなく、「痛くなる前に見てもらう」ことが、これからの歯を守るコツなんです。

歯を守るために今すぐできる予防ケアまとめ


「歯みがきしてるのに虫歯になる…」そんな人こそ、今すぐ予防ケアの見直しを始めてほしいところ。

虫歯や歯周病は、早い段階で“正しい方法”を取り入れることで予防できる病気です。このセクションでは、今日からすぐに取り入れられるセルフケアの工夫や生活習慣のコツを紹介していきます。「知らなかった!」が「やってみよう!」に変わる情報をまとめました。

正しい歯磨き習慣のチェックポイント

「歯は磨いている」けれど、「正しく磨けている」人は案外少ないんです。
まず大切なのは、磨く“順番”と“時間”。適当にシャカシャカこすって終わりにしていませんか?

理想的な歯磨きは、1回5分〜10分程度。歯の一本一本を歯ブラシが離れないように毛先がしっかり当たる事を意識しながら磨く事がポイントです。
また、ブラシの当て方も大切で、角度が違うと汚れは落ちません。力を入れすぎると歯ぐきを傷つけてしまうので要注意。

【歯磨きのチェックポイント】

  • 毎回、3分以上かけて磨いているか
  • 磨く順番を決めてムラを防いでいるか
  • 歯と歯ぐきの境目を意識しているか
  • 力を入れすぎず、やさしく磨けているか
  • 歯ブラシの交換を1ヶ月に1回しているか

まずはこの5つを見直すだけでも、歯の状態は大きく変わってきます。

あなたのフロス・歯間ブラシの使い方、大丈夫?

フロスや歯間ブラシ、形だけ使って「汚れ取れてる気になってる」状態になっていませんか?

特にフロスは、**“入れて・こする”**動作が重要。歯と歯の間に通すだけでなく、歯の側面をこするように上下に動かすことで、プラークをしっかり除去できます。

また、歯間ブラシにはサイズがあります。大きすぎると歯ぐきを傷つけ、小さすぎると汚れを取りきれません。自分に合ったサイズを選ぶのがポイントです。
使うタイミングは、夜の歯磨き前がおすすめ。先に歯と歯の間の汚れを落とすことで、その後のブラッシングがより効果的になります。

歯ブラシ+フロス(または歯間ブラシ)をセットにすることが、虫歯・歯周病を防ぐ“本当の基本ケア”です。

日常生活でできる3つの予防習慣

歯の健康を守るには、歯磨きだけでは足りません。毎日の暮らしの中で、ちょっとした習慣を取り入れるだけで、虫歯や歯周病の予防効果は大きく高まります。

たとえば、食後30分以内のうがいや、口を閉じて鼻呼吸を意識するだけでも、口内環境は改善します。また、よく噛んで食べることも唾液の分泌を促す大切なポイント。

さらに、毎日の生活リズムや睡眠の質も、免疫力と密接に関わっており、間接的に歯の健康を支えています。

【今日からできる3つの習慣】

  • 食後はうがい or 軽くブラッシング
  • 口を閉じて鼻呼吸を意識する
  • よく噛んで食べて唾液を増やす

「ちょっと気をつけるだけ」で、歯を守る力はちゃんと育てられます。

まとめ:歯みがきしてるのに虫歯や歯周病になる原因と予防法にお悩みの方へ


今回は、「毎日歯みがきしているのに虫歯や歯周病になるのはなぜ?」という疑問をもとに、歯ブラシの限界や生活習慣との関係、そして定期検診の重要性について詳しく解説しました。

虫歯になって削って詰め物をした歯や、差し歯で治した歯は、時間が経つと劣化し、いずれやり直しが必要になります
治療を繰り返すうちに健康な歯はどんどん失われ、歯周病が進行すると、やがて歯がグラグラになり、抜歯という選択を迫られることもあります

そして歯を失えば、入れ歯・ブリッジ・インプラントといった高額な治療が必要になることも…。
こうした負担を防ぐためにも、今ある自分の歯を守る「予防」が最も大切なのです。

一生使えるのは、自分の歯だけ
だからこそ、当院では**“失わないためのケア”=予防**に力を入れています。

「ちょっと気になるな」と思ったその時が、未来の歯を守る最初のチャンスです。
お気軽にご相談ください。あなたの歯の健康を、私たちが全力でサポートします。

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この記事の監修者

歯科医師:佐々木 智章

<経歴>

    • 2010年 愛知学院大学歯学部卒業
    • 2011年 愛知学院大学臨床研修医
    • 2012年 アップルデンタルクリニック勤務医
    • 2014年 ササキ歯科・ササキ矯正歯科勤務

<資格・所属学会>

    • 愛知県歯科医師会
    • 名古屋市東区歯科医師会
    • MDIベーシックコース
    • MDIインプラントコース
    • ストローマンインプラントコース
    • CAD/CAM Curving & Polishing
    • CAD/CAM Preparation & Training
    • アストラテックインプラントシステムベーシックコース
    • 顎咬合学会
    • LCDCベーシックコース
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