最近、ネットで口ゴボという言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
口ゴボとは、どのような状態のことを言うのでしょうか。
また、口ゴボは矯正歯科治療で治すことができるのでしょうか。
まず、理想とされる横顔について解説します。
鼻先と顎先を結んだ線(E-line)に対して上下の口唇が一致してる、もしくは少し後ろにあることが理想とされています。
口ゴボと言われる状態とは
・上下顎前突
上下の前歯が出っ歯であることが原因で口元が出ている状態です。
前歯が出ていることから口が閉じにくく、下唇の下に梅干状のしわができることが特徴です。
・上顎前突
上顎の前歯が出っ歯の状態、
もしくは下顎の骨が特に小さいことから相対的に上顎の前歯が出っ歯に見える状態です。
口ゴボによって起きる影響
口元の膨らみや、鼻の下が長く見えるなど、見た目を気にされる方は特に多いと思います。
また、口が閉じにくく、口呼吸になることでお口の中が乾燥しやすくなります。口が乾燥すると唾液による自浄作用が得られないため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
食べ物を上手く噛めないことから、顎関節の負担や消化器への負担が増すこともあります。
口ゴボは矯正歯科治療で治るの?
抜歯を併用した矯正歯科治療で出っ歯を改善することで、口元をE-lineに近づけ、きれいな横顔にすることができます。
しかし、口元を下げることを優先しすぎると、口元が痩せて寂しい印象になることも考えられます。
そのため、あくまで一つの目安にされることをお勧めします。
口ゴボ治療の種類
一般的なワイヤー矯正や、歯の裏側にワイヤー矯正装置をつけるリンガルワイヤー矯正、マウスピース矯正などそれぞれ症状に合った治療方法を選んでいただけます。
また、過度に下顎が小さく、顎変形症に該当する方は外科的矯正治療の適応となり、保険治療で治すことができます。
当院では全ての患者様に矯正歯科認定医がカウンセリングを行っており、60分間しっかり時間をとってご相談いただけます。
それぞれに合った口ゴボの改善方法や当院の症例についてお話しさせていただきますので、お気軽にご予約いただければと思います。
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