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歯並びを悪化させないために


子どもの歯並びを悪化させないためのポイント


子どもの歯並びはさまざまな事情により悪化する恐れがあります。悪化を防ぐためのポイントとして、以下の3点にはとくに注意しましょう。

①口呼吸はやめる

口呼吸が癖になっている子どもは多くいますが、口呼吸が歯並びを悪化させる可能性があるため注意しましょう。口が開きっぱなしになっていると、口周りの筋肉が発達しません。それが原因で顎の発達まで妨げられ、歯並びにも影響を与えるのです。顎が未発達だと歯の土台が少なくなり、叢生(そうせい)の原因になることがあります。


②指しゃぶりの癖をやめる

指しゃぶりを長時間続けると、指の圧力で歯が前方に押し出されてしまいます。また、側方の歯は吸引力により内側に引っ張られ、これが原因で出っ歯と開咬を併発する恐れがあるのです。指しゃぶりの癖が抜けない場合は注意しましょう。
指しゃぶりは1~2歳の時点では習慣的に行いますが、段階的に減り、5歳までになくなることがほとんどです。しかし、5歳になっても指しゃぶりの癖が抜けない場合、歯並びに大きな影響を与える恐れがあるため、やめさせるために治療も検討しましょう。


③食事はよく噛んで食べる

食事ではよく噛んで食べるように指導して、口の筋肉をしっかりと鍛えましょう。口の筋肉を鍛えることにより、顎の発育を促進でき健康的な口内環境を生み出せます。歯の土台となる顎の形を安定させることで、きれいな歯並びを整えるベースを作りやすくなるのです。